ストレスで汗が止まらない!一時的に汗を止める方法はある?

現代女性の汗事情として、ひとつ知っておきたいことがあります。それはストレスをため込んだり、不規則または不摂生な生活をしていると、クサイ汗が出ます。これは思い当たる人が多いのではないですか? 

 

自律神経というのを聞いたことがあるかと思いますが、この関係で汗をかきやすくなるようです。自律神経には身体を覚醒させて活発に働かせる「交感神経」、身体をリラックスさせて休ませる「副交感神経」があります。

 

「交感神経」と「副交感神経」が上手くバランスをとっているからこそ、身体は健康な状態でいられます。しかし現代の生活では、「交感神経」が優位になりっぱなしの傾向があります。

 

ストレスが原因で汗が止まらなくなる

仕事や人間関係のストレスで緊張や不安を常に強いられていたり、携帯やパソコンで常に刺激を求めていたり、夜でも明るい状態で過ごしていれば、なかなか「副交感神経」が優位になりません。リラックスできず、脳も身体も休まる暇がないのです。

 

これがなぜニオイに直結するかというと、ニオイの強い汗を出すアポクリン腺は「交感神経」によって刺激されます。汗の分泌が増えると言われています。

 

ストレスフルな生活や不規則な生活で「交感神経」が優位な状態が続くと、アポクリン腺も刺激されクサイ汗が出てしまうというわけです。現代女性はこちらの汗のほうが多いかもしれません。

 

もちろんアポクリン腺だけでなくエクリン腺も緊張や興奮で刺激されます。手に汗握るという言葉通り、手のひらや足の裏のエクリン腺からも汗は出るのです。

 

足の裏の汗がクサくなる理由

もともとサラサラで臭いがほとんどないエクリン腺からの汗ですが、足の裏は事情が違ってきます。足は靴の中で常に湿度が高い状態です。

 

サラサラの汗をかいたとしても温度や湿度が高くなり、雑菌にとっては格好のオアシス状態です。しかも足は角質などの老廃物が多く雑菌の餌が豊富な場所です。

 

この雑菌が繁殖して出すニオイが「イソ吉草酸(いそきっそうさん)」という低級脂肪酸です。酸っぱいような納豆のような独特の足の臭いがこれです。

 

岩盤浴でドロドロの汗が出る人もいる

高温多湿のサウナとは違って、じわじわと体を芯から温める遠赤外線効果のある岩盤浴は女性にも人気があります。岩盤浴でかく汗は通常サラサラです。

 

しかし汗をかき慣れていない現代の女性は、岩盤浴でもドロドロの汗をかく可能性があります。

 

普段から運動や岩盤浴で心地よく汗をかいている人なら問題ありませんが、運動をあまりしない、シャワーがほとんどで湯船にも浸からない、あまり歩かない人はいきなりいい汗をかくことはできません。

 

ある程度汗腺トレーニングをして、いい汗をかけるように習慣づけることが大切です。そのためには岩盤浴に何度か通う必要があります。

 

また岩盤浴に入って20分以上立っても汗が出てこない人は問題です。汗腺が機能していないだけでなく、冷えなどで代謝が低下していると思われます。

 

心配性に多い精神性発汗の治療法

汗をかいたらどうしようと心配になると、余計に汗をかいてしまう。こうした精神性発汗は顔や手のひら、足の裏、ワキに大量の汗をかきます。

 

神経質な人や心配性の人ほどこうした汗に悩まされるのかもしれません。気になる人はボトックス注射で汗を止めることもできます。

 

ボツリヌス菌を無毒化した製剤でエクリン汗腺に汗を出せという信号を送るアセチルコリンという物質を一時的にブロックして汗の分泌を抑える治療です。多汗症や臭いが気になる人には嬉しい治療法です。

 

一時的に汗を止めたいときは

汗を一時的に止めたいときは圧迫する方法もあります。顔の汗を止めたい時は乳首から5cm上のラインのぎゅっと紐などで縛る、あるいは圧迫します。

 

舞妓さんが顔に汗をかかないのはこの部位を帯でギュッとキツく締め付けているからといわれています。ブラジャーのホックをいつもよりきつめにするのも効果的です。

 

ただし代わりにに下半身に発汗が起こります。このことから汗をかくことは完全には止めることはできないということが分かります。むしろ汗をどれだけかけるかを楽しめるほうが、ストレスもたまらないと思います。